| 0209 原田知世 どうしてますか | |
| 2007.04.17.Tue / 18:00 | |
| このブログを御覧の皆様へ 今回紹介する彼女のことは、どの年代あたりから認識、ありますでしょうか? ◆CMでの穏やかそうな美人女優さんのイメージ (特に 某コーヒーのCM、ですね!) ◆ナレーションも担当するほどの、美しい声質を持った女性のイメージ ◆コンスタントに歌手活動を行いながら、自分らしさを発揮する、ポップ系シンガーとしてのイメージ ◆はたまた、1980年代の鮮烈なデビュー以降、ずっと活躍しているイメージ 筆者には、この全てが当てはまり、特に今回記事になる楽曲以降は、彼女の 【声】 に癒され、それが今も続いているから、ほんと、長いです! 原田知世 (はらだ ともよ) さんで 『 どうしてますか 』 の紹介です♪ 1986年3月発表 CMソングだったことは、筆者も今回検索を行い、初めて知ったことですが、CMを抜きにしても、素直に楽曲のファンでした! また、先日より継続している 【桜】 を題材にしている楽曲シリーズに、実は合致してる内容です!! (今回が第三弾ということになります) 原田知世 (はらだ ともよ) さん:
●1967年 長崎県長崎市出身 ・筆者より、わずかにお姉さんです! しかし、そう思えない若さがあり、しかも洗練された美人だと思います! ●1982年 <薬師丸ひろ子> さんに続く <角川映画> のスターを生むべく行われた 「角川映画大型新人募集」 にて (そのまんまのタイトルですが…) 「特別賞」 を受賞したことが芸能界入りのきっかけとなりました! そして <薬師丸ひろ子> さんをスターダムに押し上げた名作 「セーラー服と機関銃」 のテレビバージョンにてデビューを果たします! ・皆様はおそらく、完全リニューアルされた最近の <セーラー服と〜> をご存知でしょうね♪ 主演はもちろん <長澤まさみ> さんで、ドラマも話題になりましたが、元々は <薬師丸ひろ子> さんの映画が最初、しかも原作はマンガでした! ・筆者の過去記事では、こちらを紹介しています♪ ⇒ 0134 薬師丸ひろ子 セーラー服と機関銃 (2006年10月14日記事) ●その後1983年に <原田知世> さんにとって、映像作品としても、音楽作品としても代表となる映画 「時をかける少女」 が発表され、一躍全国区の人気を博します! ・筆者の過去記事では、こちらを紹介しています♪ ⇒ 0044 原田知世 時をかける少女 (2006年6月10日記事) ●さらに数々の主演映画が発表され、女優としての人気は確固たるものになります! (代表作品などを少々) ・時をかける少女 (1983年) ・愛情物語 (1984年) ・天国にいちばん近い島 (1984年) ・早春物語 (1985年) ・私をスキーに連れてって (1987年) ・彼女が水着にきがえたら (1989年) ●音楽面では <時をかける少女> 以降、当初は <アイドルポップス> として、これでもか? と思える程の著名・大物ミュージシャンやアーティストが参加、優れた楽曲を発表し、1990年代からは、彼女自身が作詞を手がけることも多くなり <アイドル 〜 ひとりのアーティスト> と確実な成長を遂げ、コンスタントに音楽活動を長年継続している <女優 兼 アーティスト> という先駆者になっています! ●アイドル的要素が強かった時代から継続してきたことですが、その後の洗練された大人女性としてのイメージ、それでいて、優しく癒される印象のある 【彼女の声】 と 【ルックス】 から <CM出演> を長期に渡り果たし、それもまた彼女の芸能界史において、貴重なことだと思います! 今回は先に書いておきますが、筆者個人としては、まさに理想の女性像のひとりとして君臨する存在で、デビュー期のあどけなさから、ここまで美しさを増した人も少ないだろうな…! と思える <大人女性> って感じです! これを踏まえた上で (って、何を踏まえて?? などとは指摘しないでくださいね!) 彼女の今回の紹介楽曲である 『 どうしてますか 』 を書くことにします!! この楽曲は、彼女にとって8枚目のシングルにあたる作品で、冒頭で触れているように、CM楽曲としてオンエアされたものです! ただ、それまでの7楽曲が全部彼女が出演した <映画作品 や テレビドラマ作品> の主題歌等であったことを考えると、ひとつの分岐点であったようにも思えます! ※現代では、タイアップにおける比率として、CMから火がつく場合も多々ありますが、かつてのタイアップの重要度としては、やはり <映画主題歌・ドラマ主題歌> の方が上だったと思います! 何故なら、まさに映像文化の象徴で、今みたいにPCやDVDで、個人主義(パーソナルな部分) で鑑賞するよりも、当時は世間一般の風潮として、実際にテレビを見ることで、そして映画館に足を運ぶことで、文化を吸収する機会が多かった、という違いにあります! (大衆主義とでもすべきでしょうか!) 分岐点という表現を先ほど行いましたが、業界的事情は今書いた通りですけど、彼女自身が <ボーカリスト> として、劇的な変化を果たしているのは、実はもう少しあとに発表される作品以降だと思います! 今後、うちのブログで記事にする予定ですが、特にシングルだと <雨のプラネタリウム> という楽曲以降、すごく印象が変わったように筆者は感じています! では、彼女のボーカルスタイルの魅力は、どこにあるのでしょうか? ■どこか 【甘い感じ】 がする、アタック感の薄い声質♪ こう書かれて 「それ、何?」 と言われそうですよね… J-POPの中でも、特に <R&B> の分野におられる、パワフルさを備えたボーカリストをイメージしてください! まず、発声の段階からして、息をキチンと吐き出してますよ! と言わんばかりの歯切れ良さがあって、特に言葉が切り替わるごとに、言葉の先頭部分では、アタック感があると思いませんか? それに比べれば、彼女や <中谷美紀> さんに代表されるボーカリストって、アタック感よりは、なんだか持続的な 【声質】 のようで、ノドからのみ声を出してるような <線の細さ> っぽい部分があって、その弱そうな部分が、女性としての可愛らしさを増してるような気がします! ■非常に真っ直ぐな 【声質】 であること♪ これは、アイドル歌謡だって、そこまで真っ直ぐじゃないでしょう…? と思えるくらい、違いがあると思います! 普通、ある程度歌いこなしてくると、聞き手にとっては 「…別にそこまで頑張らなくても?」 と思えるほど、伸ばす歌詞の部分において <ビブラート> (演歌などでは <こぶし> という表現がシックリきますね♪) を多用しますよね? これが、彼女を始め、筆者にとっての癒し系女性ボーカリストに共通しているのは <異常なくらいビブラートが見受けられず、真っ直ぐ自分の声だけを発している> んですね♪ ボーカリストの本領としては、やはり <ビブラート> も織り交ぜつつ、感情を前面にアピールするだけの力量も必要なのかと思います! しかし、もしそれが自分の友人・彼女・恋人が歌ってくれる場合、プロそっくりに歌いこなす人を除けば、ある程度 <普通っぽさ・良い意味での素人っぽさ> を感じてもいいんじゃないか? というのが筆者の持論です! 主だったところで、この2点を書きましたが、彼女の 【声質】 って、この <か細さに似たもの> と <真っ直ぐな感じ> の調和が取れてて、1980年代以降定着したであろう言葉を借りると 【ガールズポップス】 における、正当な評価だと思えます! ※これ、1970年代だと、まだ <アイドル or アーティスト> のどちらかに振り分けられてしまったような気がするんですよね… あと、これは過去記事にて (“時をかける少女”) 書いていることと重複しますが 「ボーカルの音程が、合わない場所もある♪」 ということでしょうか! …これもですね、読者の皆様からすれば 「なんだよ、それ?」 と言われそうですね? だけど、考えてもみてください! 最近のレコーディングの “常識” というのは ⇒ 元々、どれだけ下手であろうと、<PC+ソフト> を使って、ボーカルのミスまでも、無理矢理修正してしまうこと、です! こんなバカげた話もありませんが、皆様は残念ながら、普段そういう <加工物> を耳にしています… (注意:逆に考えたら、そこまで突き詰めて作業するエンジニアの技・力量こそ、すごいものがあるんですが!) それに比べ、音楽の英才教育を受けたわけでもない、しかも女優と兼務している彼女が、自分の持てる力を (あくまで当時、です!) けなげに表現していること! こっちの意味の方が、どれだけ貴重か!! 少なくとも筆者には、その素直さに好感持てますし、製作サイドの愛情みたいなものを感じずにいられません! ファンとしては、どれだけ <音楽の授業で無理矢理教えられるような正確さ> を求める訳でもなくて、いかに <本人らしさ> があるのか? という部分を大事にしたい心理、あると思いますが、いかがでしょうか? さて、ここまで彼女の 【声】 について書きましたが、楽曲そのものの完成度は、どうだったのでしょうか? 作詞は <田口 俊>(たぐち しゅん)さん、作曲は <林 哲司>(はやし てつじ)さんが手がけていますが、両名とも、J-POPにおいて多大な功績を残しているプロフェッショナルで、今回の 『どうしてますか』 では <原田知世> さんの魅力を最大限引き出しています♪ ※この両名の生み出した作品、ここでは紹介しきれませんが、是非検索から御覧頂きたいです! 皆様が 「あ、あれも? え?これも??」 と思える大ヒット作品を多数生み出しています! この曲の歌詞ですが、一年前の (これは歌詞に含まれる“去年の服” の部分から推測しました!) 過ぎ去った恋愛体験を、二人で歩いた “坂道” で見える “花吹雪” の美しすぎる景色の中で思い出しながら振り返っている、そして確かに成長している自分自身の現在と重ねて表現された、それは素晴らしい内容です! (歌詞全文は、文末リンクから御覧下さい!) また <林 哲司> さんが書き上げたメロディーラインは、思春期の揺れ動く心情などを、切なさも感じつつ、爽やかに受け止められるものとして、これまた見事なものとして、形作られています! そして! 筆者はこのブログにおいて、特に “アレンジャーの功績” なる部分を重要視して記事にしますが、このガールズポップスの名曲に大きく寄与しているのは 【故:大村雅朗】(おおむら まさあき)氏 です! (当ブログでは、何度も彼の名が登場しております!) 先述しているように、当時の <原田知世> さんの 【声質】 って、まだまだ線の細い感じのするもので、仕上がりまで <か細く、弱々しい感じ> を狙うと、何もかもが弱さに満ちた内容で、コンパクトになってしまいそうです… だけど <田口> さんが書き上げた歌詞では、しっかりと過去を受け止めて、前に踏み出せる強さや成長を表現し <林> さんが生み出したメロディーは、切なさも織り交ぜながら、しかし <田口> さんの歌詞同様に、揺れ動きながらも成長する女の子らしさを表現したものです! <大村雅朗> さんの手腕って 【作詞・作曲の時点で込められたものを、どれだけ聞き手の印象に刻み込むか?】 という部分で、最大限発揮されてきました! それは、彼が生前関わってきたアレンジ楽曲を眺めてもらうだけで、いかに皆様が彼の音楽に親しんできたのか? すぐにわかっていただけることを信じます! 彼がこの 『どうしてますか』 で手がけた内容は、歌詞の繊細さに比べれば、結構ハデ目の、むしろロックっぽい音でまとめて、特にドラムやベース部分で、アタックが強調されたビートを生み出し、そこに (実にプロらしき音なんですが) ギターが数本重ねられて、キーボードで全体の彩りを添える、彼のアレンジにおける “定番” のひとつが用いられています! もし歌詞を耳にしないまま、皆様がカラオケ状態で聞いたとすれば、全然違う歌詞を想像するかもしれない… ってくらい、ビートは強調されていますし、印象も異なるかもしれません… ところが、彼の生み出すマジックは、元の歌詞やメロディーが100パーセントの出来だとすれば、それが150パーセントにも200パーセントにもなる神がかりなもので、日本を代表する数多くの大ヒット曲にて、彼の手腕を皆様は知らず知らずのうちに聞いているはずです! 筆者は数多くのCDやMDを所有しますが、ガールズポップにおける名曲として、かれこれ20年くらい愛聴していますし、それは今後も続くと思います! 実際、この記事を予定した時点から数えると、連続50回以上は聞き続けていますが、飽きることなど一切無く、さらにリピートして聞き続けたい! と思える作品ですし♪ 是非皆様にも、歌詞に含まれる “花吹雪舞う” 景色をイメージしてもらいながら、耳にしてほしい作品なんですけどね♪ (最後にひとこと) この曲を選んだ理由として、歌詞の中では、今はもう逢えない相手について 『 貴方は今、どうしてますか…? 』 という投げかけも込めて表現されています! 筆者の場合、個人の恋愛を振り返る中で、同じように思うこともありますが、それよりも今回は、今まで関わらせてもらった 【ブログ界の交流先の皆様方】 に対し、この想いが強い、ですね… 各々の事情もあり、ブログをしばしお休みしておられる方、そして、ブログの世界から身を引いた方… 人間の関わりって、永遠じゃないかもしれないし (普通、そうだと思います…) 期間として長いのか? 短いのか? って差はあると思います ただ、その中でも <ネットという、どちらかと言えばバーチャルな世界> なんでしょうけど、関わらせてもらえた全ての皆様方に対し、筆者は感謝しています! その恩人の皆様方、今は 『どうしてますか』 ? という思いを込めて、書いてみました!! もしその皆様方の中で、うちのブログを今もなお読んで下さる人がいるならば、コメントやメールで直接返事を頂けなくても (頂ければ、なお嬉しいですけどね…) 地道にこうして継続していることを、感じてもらえれば! そう、受け止めて頂けるように思いたい、です! 今回のリンク先 ★どうしてますか Uta-Net (歌詞掲載部分) ★Sony Music Online Japan 原田知世 ( 以前の所属レコード会社 ) ここではアルバム “DREAM PRICE 1000 / 原田知世 時をかける少女” が紹介されていますが 『どうしてますか』 の試聴が可能です!(PCからの読者様限定です!) |
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