| 0202 忌野清志郎+坂本龍一 い・け・な・いルージュマジック | |
| 2007.04.04.Wed / 02:40 | |
| 1982年、世間をアっと言わせる楽曲が発表されました! それは、平成の現在だと、それ、当たり前じゃん? と言われそうですけど 「コラボレーション」 にて音楽が発表されるということで、さらに、全く異なる音楽性を有する二大アーティストが、当時では珍しい 「プロモビデオ」 まで撮影し 「ド派手メイク」 に 「男性同士のキスシーン」 などと、やりたい放題やりまくった曲を送り出したからでした! しかもこの曲はCMに起用され、オリコンで1位を取るなど、ある種の掟破りが満載でした! (笑) 忌野清志郎+坂本龍一 さんで 『 い・け・な・いルージュマジック 』 の紹介です♪ 1982年のバレンタインデーに発売され、4月にオリコン1位に輝いています! 忌野清志郎(いまわの きよしろう)さん:
●1970年にデビューし <RCサクセション> の看板ボーカリストとして、ロック一筋のキングダム! ★彼の発表する作品が、時に社会問題として取り上げられ、過激な部分が皆様の記憶に鮮烈に刻まれることが多く、聞かず嫌いになってる場合もあると思いますが、何も過激路線だけが持ち味ではありませんし、筆者の過去記事でも、ほのぼの・温かい楽曲として、こういうものを紹介しました! ⇒ 0052 忌野清志郎 パパの歌 (2006年6月18日記事) 坂本龍一さん: ●今なお根強い人気を誇る <YMO:イエロー・マジック・オーケストラ> のメンバーとして、さらには映画 <ラストエンペラー> でアカデミー作曲賞を受賞するなど <世界のサカモト> の異名を持つマルチクリエイター! ★このブログでは <坂本教授> ファンの筆者が、事あるごとに彼の参加作品などを紹介している為、パソコンから御覧の読者様は、画面右側にある 『このブログ内の“検索”』 なる場所に <坂本龍一> と入力してもらうだけで、かなりの数の関連楽曲が見つけられると思います! さて! こういう両名が、きっかけが何であったのか不思議ですけど、今回紹介する <い・け・な・いルージュマジック> にて突如ヒットチャートに殴りこみをかけました! ※そもそもこの両名、高い人気を誇りますが、別に売れ筋ヒット楽曲を作ることを主眼に置かず、かたやロックで、かたやテクノ系による現代音楽という、当時だと超人気番組の <ザ・ベストテン> などには縁遠い独自性を有する音楽を発表していた、と思います! 彼らが何を目論んだのか? おそらく単純に <ヒット曲でも作ってみるか♪> って発想だったのかもしれません (笑) この楽曲は、特に1970年代〜1990年代、CMの分野として莫大な予算をかけられ、音楽も時代の最先端を、そして出演する女優の美しさを活かし、商品価格の半分以上は宣伝費なんでしょう? と皮肉さえ聞かれた <化粧品CM楽曲> としても有名で、1982年の <資生堂 春のキャンペーンテーマ曲> としてヒットしました! 当時の音楽状況ですが、積極的にテレビやメディアに登場することで、ヒット街道を歩んだ人 (主にアイドル系でしょうけど、他にはバンド系の人も、よくテレビ出演を果たしていました!) もいれば、かたくなにテレビ出演を拒み続けてきた人 (こちらはフォーク・ニューミュージック系に顕著で、かわりにラジオパーソナリティーとして有名な人も多いです!) もいて、さらには、そのどちらにも属さず、徹底的にライブワークを主眼にして、アルバム発表を行うタイプの人など、主にこの3パターンに大別されると思います! その意味で考えれば <忌野清志郎> さんはライブワークの人だと思いますし、片や <坂本龍一> さんは、彼が属する <YMO> のマスメディア戦略として <出版物> などをうまく採用、さらに <ラジオパーソナリティー> としても有名で、早くからメディアと関わろうとした人だという気がします! ※この <ラジオ> という部分ですが <NHK-FM> でのDJは特に有名で、プロデューサーが解雇・減給覚悟で臨まなければならない状況で、毎回 <坂本教授> が何を失言するだろうか (笑) というのを楽しみにしていたリスナーも多かった番組です! ちなみにこの番組 (サウンド・ストリート) の超名物コーナーとして <デモテープ特集> というものがありました! (後年、坂本氏の別番組でも、この企画は踏襲されましたが!) この特集がきっかけで、プロになったアーティストとして ★テイトウワさん(ディーライトを経て、クリエイターとして大活躍!) ★槇原敬之さん(まだ学生の頃で、すごくセンスの良い楽曲を作って発表しました!) 彼らを輩出したこの企画は、リスナーにも大好評で、筆者もよく聞いてましたね! そして日本の人気バンド・グループとしての <RCサクセション> の看板スターが、片や <YMOの鬼才> である両名が、人気絶頂期にコラボしたことが話題となり、ヒットチャートには無縁であるはずの彼らの音楽は、一気に人気を集める結果となりました! <忌野清志郎> さんが <RCサクセション> にて発表していた当時の楽曲では、歌詞を置き換えて読めば <過激な? エッチ系な?> と思しき内容もあり、そして <坂本龍一> さん在籍の <YMO> は、1980年までのテクノポップの人気爆発時代を、根こそぎ切り捨てるかの如く、暗めで重厚な作品を、翌年1981年に立て続けに発表! もしかしたら、過激さの方向性こそ違ったものの、とんがった性格を持ち合わせる両名のコラボは、必然だったのかもしれませんが! そこでこの <い・け・な・いルージュマジック> の発表となる訳ですが、衣装も音楽も派手さ満点♪ という印象がありました! ※音楽の派手、という部分では、あくまで当時だと派手だということです! 今 (2007年) 聞いてみると、筆者だけかもしれませんが、丸っこい穏やかな感じに聞こえますから! それくらい、世間にありふれているJ-POPの方が派手ですしね! 派手、ということを強調していますが、原体験としてプロモ映像などを記憶しているであろう読者様だと、筆者が文字で書いてる意味が伝わると思いますが! まず、メイクが派手で、そりゃ女性でも、そこまで顔を塗りまくるはずも無いだろ (笑) と思えるもので、しかも男性がこれをやったんだから驚異的! そしてプロモクリップですが、いつの時代をイメージしたのだろう?とか、コンセプトは何? と思える衣装に身をまとった両名が、冒頭でも紹介しているように <男性同士によるキスシーン> まで披露し、しかも胸元からは <こんなの、いらないや!> と言わんばかりに <本物の一万円札> をバラまくなどという暴挙を実現っ!! ※当時3,000万円が用意されたそうで、それが風で飛ばされるという演出ですが、撮影後に見つからなかった金額が結構なものだった、とか? なお、このクリップですがYou-Tubeなんかで見れると思います! 確認までは取っていませんが… そして、これは意外に思われるかもしれませんが、案外積極的にテレビを利用した両名で <ザ・ベストテン> にも出演! (坂本氏は、この曲を始め、結構ベストテンなど出演を果たしていますが!) その折 <黒柳徹子> さんがこう話したことをよく覚えています! ⇒ 『レコードでは坂本さんが20種類以上の楽器を演奏したそうですが』 と! まぁ実際に聞いた感じでは、20種類以上の <パート> を担当した、というのが正しい表現なんでしょうけど、それでもギターとボーカル以外の部分は、ほぼ <坂本氏> が担当してて、ドラムまで叩いていますし♪ (ちなみにギターは <RCサクセション> から <仲井戸麗市>(なかいど れいいち)氏が参加! この際 <井戸端矮鶏>(いどばたチャボ) と名乗っています! これは <仲井戸> さんが <チャボ> と言われていたことに由来しますが!) この不思議なんですけど、これだけ有名な両名です! 他のバンドなどから、超一流のベーシストさんとかドラマーを呼んで参加させると、もっとロックバンドっぽい音になったんだろうな? と思える演奏で <仲井戸> さんのギターがもし含まれていなかったとすれば、キーボードで無理矢理ロックを演じてみたものだ? という仕上がりのような気がするんです… ただ <YMO> の1981年の作品が、特にアルバム単体で聞くと、生演奏による再現が難しい内容であり (だけど1981年のライブでは、過激なまでの生演奏が行われ、音も過激なものでしたが!) その時期を引きずる形で、徹底的に <坂本氏> の生演奏と思えるシンセサイザーの演奏が機軸となり、打ち込みなどって、この曲の中で行ったの? というライブな感じはします! それでも元々ドラマーでも無い <坂本氏> のプレイは、良い意味でのアマチュアっぽさがあるように思えますが (笑) 肝心の歌詞ですけど <忌野清志郎> さんと言えば <RCサクセション> の音楽も含めて <ベイベ〜指数> が高い人として有名で (笑) 楽曲の中で、頻繁に <ベイベ〜♪> を発する為、この <い・け・な・いルージュマジック> においても、どれだけ登場するんだろ? という感じです! しかしそこは <忌野清志郎> さん!! 歌詞の部分ごとに見ていくと ★君がいなけりゃ 夜は暗い ★他人(ひとの)目を気にして生きるなんて くだらないことさ と、皆に向けて投げかけられるメッセージ性があり、販売戦略としての派手さの部分や、メイクなどの派手さ、コラボによる話題性の部分を越えて、実はシンプルなのに、わkりやすい <忌野清志郎> ワールドが込められた、素晴らしい作品だという気がします! そして途中でも書きましたが、これは化粧品メーカーのCM楽曲! <ルージュマジック> というフレーズは、まるでコピーライターが生み出したかのようなキャッチーなものであり、主力商品であろう <口紅・唇> という女性への訴求力も抜群だという感じです! 最近のCM楽曲ですけど、どうも <アーティストは誰々だから、採用すればヒットするんじゃないの?> みたいな感じで、商品とのマッチングが取れていないような気がしてなりません… (これはアニメやドラマ主題歌も、同じだと思いますね…) もっと、この時代のように、関連性のあるものがCM楽曲になれば、商品そのものも大ヒットするのでしょうけど? さらに、音楽としても、長きに渡り皆様の記憶に残ると思いますが♪ 1982年の春の大ヒット曲でありますが、実際に歌詞の中には <春の陽射し> と登場しますし! 是非女性の皆様は <口紅> などを春カラーにして、世の男性を楽しませてもらいたいと思います! <忌野清志郎+坂本龍一> さんによるメイクよりも、本当の女性の方が美しいと思いますしね、筆者は! (と、率直な感想などを!) 今回のリンク先 ★い・け・な・いルージュマジック Uta-Net (歌詞掲載部分) |
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