| 0173 globe DEPARTURES | |
| 2007.01.01.Mon / 23:50 | |
| 1996年の1月1日…ですが! この曲の発表は、このグループ(ユニットとすべきか?)にとって、ファン以外のリスナーにとっても、冬の、そしてJ-POPというカテゴリーの中で、今後長い歳月 <定番> と呼べる作品になる金字塔的楽曲になったと思えるものです! 10年ひと昔という表現がありますが、過去ではない現在もなお、多くのリスナーに愛される、グループとしての、そして作者である <彼> の代表的名曲! globe で 『 DEPARTURES 』 の紹介です♪ 冒頭記述のように1996年1月1日発表(というか発売!) JR東日本「JR Ski Ski」CMソングとして爆発的ヒットに輝いた楽曲です! globe :
ご存知 <小室哲哉・MARC・KEIKO> による3人グループ(またはユニット) であり、特に1990年代中期以降、彼らの音楽に夢中になったファン層というのは、常に変わりゆく音楽性をこよなく愛し、今もなお熱烈な支持を持つことかと思います! 通常このブログでは、アーティストの略歴紹介を行いますが(マイナーなアーティストなどの場合、特に熱心に書きますが!)、今回あえて、そこは省略しようと思います! 何故ならファンサイトや “Wikipedia” などを御覧いただけると、筆者のつたない説明より、もっと彼らについて理解してもらえると思いますし! “小室哲哉” さんは、もう説明の必要が無いくらい、1990年代以降現在まで数々の大ヒットを世に送り出した敏腕プロデューサーでありミュージシャンですが、何故他の関連アーティストと “globe” に違いがあったのか? 一番の要因ですが、もちろん “TM-NETWORK(後の“TMN”)” 時代からも、多数楽曲提供を行い、その後 “trf・篠原涼子・安室奈美恵” さんらの数々のヒット楽曲を世に送り出すこととなりましたが、TV出演などで共演することはあっても、彼自らが所属したグループって存在しなかった! それが “globe” では御大 “小室哲哉” 本人が参加してことに、大きな意味があったように思えてなりません! “globe” はまさに世の中全体が <小室サウンド・小室マジック> と社会現象になっていた1995年に結成され、デビュー曲 “Feel Like dance” で華々しくシーンに登場し、だけどシングルジャケットでは、あえてメンバー写真を掲載することもなく、どこか匿名性を持たせたイメージ戦略で <大きなものをアピール> することに成功しました! 音楽のデジタル化が一層加速した1990年代のシーンにおいて “小室さん” が1980年代以降試行錯誤したすべてのものが最良の形で発表・製作出来る環境が整い、ファンの皆様には申し訳無い説明になってしまいますが、彼自身が在籍した “TM-NETWORK” でさえ逃れられなかった <J-POPと販路の制約> という部分から一気に飛躍し、多彩な音楽性を一気に開花させ、また海外の手法をそのまま日本で採用するといった斬新さもあって、彼の生み出すサウンドは日本国内のみならず、特にアジア圏では支持を集めました! ファーストの “Feel Like dance” では “TM-NETWORK” 時代を感じる歯切れ良いデジタルビート、セカンドの “Joy to the love (globe)” では彼が当時日本に大流行していた(させたかもしれない!)ジャングルビートを機軸に、同楽曲がCMとして起用された “トヨタ サイノス” のイメージにマッチした目新しさを! (この “サイノス” という車ですが、少なくとも筆者には、それまでの “トヨタ車” ってイメージに思えない外見やコンパクトさがあって、その意味では斬新でしたね!) そしてサードシングル “SWEET PAIN” では、ちょっと聞く分には “小室サウンドの定番” 的な音でありつつ、若干まっすぐなビートではなくて、ヒネリある跳ね方をさせるなど、ヒット曲でありながら実験的要素を感じる内容となりました! そして本題の “DEPARTURES” へと続くわけですが…! このシングルで初めてメンバーの顔写真が掲載され(もちろん各メディアにおいて、メンバーの顔はわかっていましたが) “globe” がそれまで覆面性を有していたものが、一気に前面に公開・お披露目された新章の開始! という側面があったように思います! 肝心の音楽ですが、純然たるバラードとは異質の内容ですけど、それでもミディアム・テンポの作品がここまで心地よく聞ける♪ ということを “小室さん” が提示したことの意味は大きかったように思えます! オリジナルテイクであるはずの “RADIO EDIT” (シングル 1曲目バージョン) では、いきなりボーカル登場というイントロ部分無しの構成で、比較的長めのイントロの楽曲も多く手がける彼にしては、ちょっと珍しいパターンだったように筆者は当時、感じたものです! その後発表されたアルバム “globe” (400万枚を越える、ベスト盤を除く単独アルバムとしては、2006年時点で売上歴代3位の名作!) の中で、楽曲構成を変えた別バージョンにて収録されるなど、やはり彼らしいミックス感覚とか構築能力を実感出来ましたが、個人的にはシングルバージョンが一番好きですね、今でも♪ この “DEPARTURES” に限らず “小室作品” の多くで、実は聴感以上に(聞いた感じ以上に) <CDに記録されている “音圧”> という部分があって、それまでのシングル3作品に比較すると、アナログ機械泣かせの曲だったなぁ… という強烈な思い出があるんです! 今でこそ多くの皆様はCD・MD・ポータブルオーディオなどで <デジタル機> を多用すると思いますが、何しろ10年も前だと、まだ <カセットテープ> への録音というのは、誰もが当たり前だったように思います! 筆者はそれなりに音楽愛好家として、機材にも (無意味に) 投資してきましたが、案外高級機の部類にあたるカセットデッキを所有していますが、そのデッキでさえ “DEPARTURES” に含まれる <超低域の音圧> ってものを記録 (つまり録音ってことになります!) するのが限界あって、苦労しました… この “DEPARTURES” がきっかけとなって、それまでデジタルオーディオに否定的だった筆者も、仕方なくデジタル化を加速させたことが、今となっては懐かしく思えます! また普通に音楽という部分で考えれば、特に “TM-NETWORK” の熱烈なファンだとすぐに理解出来るでしょうけど、バラードないしそういう楽曲の場合、どちらかと言えば “木根さん” の方が得意な分野で “小室さん” の場合は、それ以外の方面に長けていたという印象、あるでしょうね♪ (例外としては “渡辺美里” さんに提供のものなどは、案外 “DEPARTURES” を予感させる要素などあったように思えますが!) この “DEPARTURES” は、もちろんあのサビ聞くだけで “DEPARTURES” だなぁ〜(^^♪ というインパクトがありますが、それよりも徹底的に繰り返される <Bメロ> の方が、楽曲全体を構成する大きな要素となった気がします! “小室さん” と言えば、今も昔も <J-POPなのに 超複雑なリズム構築をすること> が得意で、パっと聞いてる分には違和感ないけど、リズム部分だけを抜き出せば、恐ろしく高次元な(世間では マニアック という表現が相応しいかもしれない…)作りこみを行い、それが結果として今までになかった音楽性へとつながったはず、です! しかし “DEPARTURES” って全体を通して聞いても、そういうギミックの部分は少なく、純粋な <メロディーメイカー> としての “小室哲哉の手腕” を発揮した名曲で、彼の膨大なヒット楽曲の中でも際立つ作品と言えるはずです! ここまで “小室さん” のことばかりを書いてきましたが、やはり “globe” の魅力って、残る両名の存在、すごく大きいと思うんですよね! 当時 <小室ファミリー> なる名言も残されましたが、その中でも “MARCさん・KEIKOさん” の存在って相当なもので、単に “小室さん自ら参加してる” という部分を越えて、その後のオリジナリティーを発揮したり、着実に進化を続ける二人を見てると、グループ(ユニット)として、それはものすごいことだなぁ! と思えてならない! 中でも “KEIKOさん” のハイトーンボイスは、デジタル機材の硬質な音に負けることなく、自分の存在をしっかり主張してて、そのあたりも皆様に愛される音楽の理由だったかもしれませんね! 記事を読み懐かしく思った人も、今なお熱烈なファンの皆様も、この名曲を聞き入る冬であってほしいですね♪ 今回のリンク先 ★DEPARTURES Uta-Net (歌詞掲載部分) ◆筆者による “小室哲哉” さん関連記事 ★0045 華原朋美 tumblin' dice ★0054 小室哲哉 RUNNING TO HORIZON ★0074 宮沢りえ ドリーム ラッシュ ★0088 安室奈美恵 I HAVE NEVER SEEN ★0156 鈴木あみ all night long |
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