| 0159 宇多田ヒカル Automatic | |
| 2006.12.09.Sat / 23:00 | |
| 1998年12月9日 その後の日本の音楽シーンを完全に手中にするきっかけとなる楽曲が発表されました!! 当時15歳の少女は、楽曲発表当時メディアに出演していなかったこともあり(というか知られていなかった…)、まさに神秘的な存在でした! 宇多田ヒカル さんで “Automatic” の紹介です♪ 宇多田ヒカルさん:
今回の “Automatic” での衝撃的デビュー以降、日本の音楽史に燦然と輝く歌姫ですが、このデビューとされた時点よりも前に、いくつかの作品を発表しています! ※ そのあたりは是非 “Wikipedia” などで御覧いただきたいと思います! 彼女が邦楽アーティストとして作品を発表する “東芝EMI” さんの戦略だったのか、彼女の父で敏腕プロデューサーでもある “宇多田照實”(てるざね) さんの戦略だったのかは不明ですが、 『必要以上の事前発表をしなかった』 ことが、結果として “宇多田ヒカル” さんの存在を神秘的なものにしたと筆者は思っています! ※ かつて1993年の “YMO 再生”(期間限定 再結成)の際に、各メディアに対し、徹底的に秘密主義を貫き、ファンの飢餓感を煽ったいきさつがある東芝らしいな、と思ったものです! (その意味ではSONYさんとかavexさんは対極だという気がしますが♪) 筆者にとっての “Automatic” への思い出ですが、めったなことではラジオを聞かなくなっていた時期で、それなのに友人の車の中でたまたま聞いたFMでのオンエアがきっかけで、その日にCDショップ巡りをさせたことが懐かしいエピソードです(笑) 先述しているように、この発表当時は彼女のテレビ露出など皆無で、巷で流れてくる音を聞くしか無かったし、偶然耳にした “Automatic” を聞いたときに 『なんて洗練されたヒット路線なんだろう♪』 と直感しました♪ その後情報が明らかになるにつれ、彼女自身は若干15歳であり、しかも彼女自身の作詞・作曲であるなど、その当時全盛であった “プロデューサーサウンド” とは明らかに違う才能を、アーティスト本人に感じたものです! ※ 当時だと “小室哲哉・小林武史・伊秩弘将(いじち ひろまさ:特にSPEEDのプロデュースなどで知られます)” さんなどのプロデュースワークは冴え渡り、彼ら3人が手がけた当時の楽曲だけで、いったいどれだけのCDの売上枚数があるんだろう? と思える快挙でした! “Automatic” を最初に聞き、一番驚いたことですが、 ★メロディーは複雑じゃないのに、譜割りが斬新だった♪ 歌詞の文字の “切れる位置” が、明らかにそれまでの普通のヒット曲とは異なっていたように思います! (その意味では “ミスチル” の楽曲など画期的だと思えます!) これは洋楽的な言葉の埋め込み方でしょうし、音符ひとつに対して一文字の発音を余儀なくされていた邦楽とは、根本的に何かが違ったように思えたところが新鮮でした♪ ★若干15歳にして “跳ねるビート” の歌唱が抜群に上手かった! 外人(…ありきたりな表現ですみません)だと若年層でも体得しているビート感でしょうけど、日本人では表現が難しい分野だという気がします… しかし彼女は、最初からこのビートを歌いこなしたんです! “Automatic” のビート感(リズムの打ち込み)など、ほとんど真似したんじゃないかい? って曲も、その後いくつか発表されたことは、懐かしい話ですが! ★まさに “ラジオ(特にFM)で映える音処理” だったこと♪ 今でこそネット配信など主流になりつつありますが、やはり当時もそれ以前も、先端の音楽を配信していたのはラジオだったと思います! そのラジオというメディアで、これだけ映えるサウンドを構築したエンジニアの力量を、今更ながら見事だと感じています♪ ※宇多田作品に欠かせなかった超一流エンジニアですが “Goh Hotoda”(ゴウ・ホトダ)さんで、洋楽アーティストのエンジニアとして名高い彼ですが、日本人アーティストの作品では “坂本龍一” さんのソロ作品とか “再生 YMO” などの音を聞いてもらえれば、その圧巻のテクニックが堪能出来ます♪ こういった部分をまず最初に感じたものです! その後CDを手にして(1998年の12月10日、筆者は8cmシングルで入手しました♪)、アレンジャーの名前を見て、思わず納得しましたね、そのセンスの良さを! 主たるアレンジを担当したのは “氷室京介” さんのサウンドに欠かせない存在でもあり、また、1980年代以降抜群のJ-POP系楽曲で独特のサウンドを構築してきた “西平 彰(にしひら あきら)” さんで、ロックのみならず多彩なアレンジセンスを有する彼の才能が如何なく発揮された素晴らしい “お仕事の見本” と言える作品だと思います♪ (西平さんは元々、あの “吉田 健” さんと共に “沢田研二” さんのバックを務めた “EXIOTICS”(エキゾティクス) のメンバーであり、キーボーディストとしての高い実力を誇る存在でもありました!) 同時に “additional arranged”(補足アレンジ) として表記されているのは、やはり “宇多田ヒカル” さんのライブでもバンドの頭脳として大活躍したキーボーディスト “河野 圭(かわの けい)” さんで(楽曲 “First Love” や “COLORS” などのアレンジは秀逸っ!!)、こういう皆様方が参加したからこそ、素晴らしい楽曲になったんだと筆者は思っています♪ また後にアルバムでは表記されたギタリストで(8cmシングルでは表記がありませんが…)、この “Automatic” の打ち込み主体のサウンドに人間味を持たせた超ベテランが “今 剛”(こん つよし) さん! 楽曲の基本部分では、ほんとに控えめな音しか聞こえてきませんが(しかし、それがあるからこそ、冴え渡った楽曲になっているんですが!)、ラスト部分でのソロなど、まさしく彼だから生み出すフレーズだという気がしますし、出来れば皆様にはあの奇跡の売上を誇ったアルバム “First Love” に収録されたアルバムバージョンで “Automatic” を聞いてもらいたいですね♪ (エンディングも長めになっているんですよね、シングルより♪) 実はDVD “Utada Hikaru in BudoKan 2004 ヒカルの5” の中では “宇多田ヒカル” さんと “今 剛” さん、共演を果たしているので、御覧になった人も多いことかと思います♪ さて! 周辺の人物のことをメインで書き綴っていますが(このブログではよくあることです!)、当の “宇多田ヒカル” さんに関しても少々触れておきましょう! ライブDVDなどを御覧になった皆様だと、すぐにわかることなんですけど、普通これだけ高音域も含まれる楽曲の場合、ライブでは音程を下げて演奏されるものですが(実際、彼女の楽曲では “COLORS” のヒットの際、体調などの問題もあったんでしょうけど、CDより半音下げてのテレビ出演となっていました…)、この “Automatic” に関しては逆で、なんと半音上げて演奏されました! 詳しい事情は知りませんが、もしかしたら楽曲発表の1998年時点よりも、彼女自身が明らかにボーカリストとして成長し、音域に絶対的自信を深めたのか、半音上げという行動に出たんじゃないか? という気がするんです! 筆者個人としては、元々のCDの音階(キー)の方が哀愁あって好みですけど、音楽に貪欲で、常に進化を続ける彼女自身が行う表現を、最大限受け入れて聞こう♪ と思えることもまた事実です! あ! 書きながら思い出したことがあります! 読者の皆様の多くはきっと “Automatic” のプロモクリップを断片的にでも見かけたことがあるかと思います! あのプロモクリップを、そっくりそのまんま再現した人、記憶にあるでしょうか…? “オセロ” の “中島知子” さんが人気番組であった “笑う犬の生活” の中でセットもそっくりそのまま同じものを借りてギャグパロディーにしちゃった映像を見たとき、久々爆笑した記憶があります♪ (ちなみに1999年、同番組には “宇多田ヒカル” さんがゲスト出演し、話題になったことも懐かしい話ですが!) いずれにせよ、この “Automatic” があったからこそ、現在の “宇多田ヒカル” さんがあると言えるほどの名曲であり、どうしても発売された日付に重ねて書きたかったんです! 懐かしいと言うより、今も新鮮に聞けるあたり、さすがの楽曲だという気がします♪ 今回のリンク先 ★Automatic Uta-Net (歌詞掲載部分) ※ あえて試聴サイトなど記述しませんが、彼女の公式サイトでは、間違いなく聞ける楽曲です♪ |
|
| 邦楽 1998年 / コメント (4) ▼コメントのみ読む / トラバ (0) / PAGE TOP△ | |
| スポンサーサイト0159 宇多田ヒカル Automaticへのトラックバック | |
|
|
|









