| 0144 あみん 待つわ | |
| 2006.10.28.Sat / 00:00 | |
| 筆者は昭和40年代中盤の生まれで(実は記事のどこかを探せば年齢がわかりますが…)、特に1980年代の楽曲は今でもよく耳にします♪ その1980年代初頭、柔らかさと切なさを兼ね備えた楽曲が大ヒットし、その年度のオリコン1位に輝いた作品がありました! 今でも多くの女性に歌われるそのナンバーを、今回記事にします! あみん で 『 待つわ 』 の紹介です♪ 1982年発表のデビューシングルでした! あみん:
■メンバーはこの2人(生年月日順、敬称略) ★岡村孝子(おかむら たかこ) ★加藤晴子(かとう はるこ) ■この “あみん” というユニット名は “さだまさし” さんの楽曲の歌詞の中から取ったものだそうです! ※ 楽曲は 『パンプキン・パイとシナモン・ティー』(1979年作) ※ 歌詞では 『安眠』 ← あみん、とのこと ■1970年代〜1980年代を代表した音楽コンテスト 『ヤマハポピュラーソングコンテスト』(通称:ポプコン)の第22回に、後にセカンドシングルとなる “琥珀色の想い出” で出場するも、本選(全国大会)には進めず… ■第23回ポプコン(1982年)に “待つわ” で本選出場 見事グランプリを受賞しました! ■そのグランプリ受賞曲 “待つわ” は、1982年のオリコン1位のシングルとなりました! ■ただ2人が当時、現役大学生であり、実質の活動期間は翌1983年末までの短いものとなりました… (シングル4作品、アルバム2作品) ■その後 “岡村孝子” さんはソロ歌手への道を、 “加藤晴子” さんは大学卒業後就職〜結婚の道を歩みました! 実は “あみん” は、メンバーがこういう道のりを歩んでいますが、解散とはなっていません! (あくまで “休止” ということです) さて、今回の “待つわ” ですけど、オリコンのトップ20の中には “松田聖子” さんや “近藤真彦” さんが人気絶頂の頃であり、後に大物となるニューミュージック系の人もひしめくチャートの中で、1982年の年間(シングル)1位となった作品でした! 前年の1981年には “寺尾聰” さんの “ルビーの指輪” の大ヒット、翌1983年には “大川英策” さんや “細川たかし” さんの演歌勢がトップを占めた時期で、その中間に位置した1982年は、独特のランキングだったと言えるでしょう! “あみん” はご存知の人も多いことと思いますが、彼女達がグランプリを勝ち得た “ポプコン” 出身者の中では、その前後の受賞者に比べれば、ものすごく地味な印象があります! ※ 手前の受賞が “完全無欠のロックンローラー” の “アラジン”、その他にも後の “TOM★CAT” など、圧倒的に目立つタイプのキャラが多く輩出された場所だと思えるからです! 良く表現すれば純粋、純朴! 否定的な表現をすれば地味、垢抜けていないなどになるでしょうか…? しかしながら、時代が彼女達を受け入れ、それが大ヒットにつながりました! 作詞・作曲を手がけたのは “岡村孝子” さんで、その後の彼女のソロ作につながる、繊細で(どちらかと言えば)控えめでいようとする女性像を表現した名作だと言えます! (もちろん彼女の楽曲すべてが、そういう作風ではありませんし、前向きな作品も多いです!) 昭和の女性楽曲では、平成ではあまり見られないように思いますが、とにかく耐え忍び、自分の気持ちは外に向けて語らない、内省的な作品が多かったように思います! “石川ひとみ” さんが歌って大ヒットした “まちぶせ” などは、その代表例ではないでしょうか? しかし歌詞に注目すれば、そういう内省的な要素を含みながらも、言葉は案外、自己中心的な要素も感じられます…! この “待つわ” では恋愛が成就することは絶対に有り得ない夢の世界であると語っておきながら、想いを寄せる男性が、その彼と付き合っている相手に “振られる” まで “勝手に待つ” 女性なんですから… これは “まちぶせ” でも同じことが言えますが、やはり好意を寄せる男性が、他の女性と過ごしている時間(喫茶店での語らい)を見かけ、振り向かせて見せる! と豪語(笑)、しかも偶然を狙って帰り道を待つなど! 時代なのでしょうけど、それを昔は “いじらしい・けなげ” ということで多くの聴衆は受け入れました! 今ならどうでしょう…? 少なくとも、相手の男性(あるいは女性)に少しでも気に入られているならば脈はあるんでしょうけど、普通は間違いなく “ストーカー扱い” をされるんでしょうね…? ですが間違いなくこの時代を象徴する名曲であり、年代を超えて多くの人に支持されていますし♪ “あみん” はその活動において4枚のシングルリリースを行いましたが、編曲を手がけているのは “萩田光雄” さんで、彼の手がける作品はアコースティックの持ち味を巧みに配し、楽曲に温かみや柔らかさを与えることの達人だと思います! ※ “原田知世” さんの “天国にいちばん近い島” や “H2O” の “想い出がいっぱい” などは、彼のアレンジの典型ではないかと思います! 最近のヒットチャートですが、アコースティックを掲げながらも、レコーディングそのものがデジタル化し、やたらと音圧を上げ、低域などを膨らませたサウンドに満ちてしまいました… (逆にそれだけ、環境は進化したことの裏返しなんですけど!) ですが、心温まるサウンドが多かったのは1970年代や1980年代の初期あたりだったように思います! このブログの読者様の年齢層を把握していませんが、昭和40年代の世代の人には、この温かみを直接経験してもらっていると思います! (昭和50年代の人で、かろうじて幼少期かな? という気がします) 懐かしさもありますが、同時に現代の音楽事情と比べながら聞いてもらいたい作品のひとつで、そして “岡村孝子” さんのルーツであった “あみん” の楽曲に興味を持っていただければ、それは嬉しく思います! 今回のリンク先 ★待つわ Uta-Net (歌詞掲載部分) ●筆者による関連記事 ★ 0032 岡村孝子 Good-Day〜思い出に変わるならば〜 ★ 0047 石川ひとみ まちぶせ ●交流先ブログによる関連記事 ★ はぐれそうな天使(岡村孝子) ※ ブログ “Colorful Days”(管理者:めぐ)さん |
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